エベレストという名は1965年、英国インド測量局長官だったアンドリュー・ウォーにより、 前ジョージ・エベレスト長官のラストネームから付けられ、広く用いられています。 中国では珠穆朗瑪峰、略して珠峰と呼ばれることが多く、 チベット名ではチョモランマ、ネパールではサガルマタ(世界の頂上の意)と呼ばれます。
世界最高峰エベレストの標高には諸説あり、 地殻変動、地球温暖化による影響で厳密には日々変化しています。 計測方法も異なったりで、資料によって標高は違いますが、大体8845m程とされています。
世界最高峰エベレストの天気は不安定で、1日の間で大きく変化します。
6月初頭から9月中旬までは雨期に当たり、強烈な南風が吹き雨も多いです。
11月中旬から2月中旬までは極寒が続き、-60度程になることもあります。
是非晴れた日にその威容を見たいという方は、
雨期でない9月から10月に訪れることをお勧めします。
言わずと知れた世界最高峰への挑戦は1920年頃から始まりましたが、世界最高峰制覇は
一筋縄ではいかず、多くの挑戦者が帰らぬ者となりました。
今なお登山道には、かつてエベレストにチャレンジした登山者の遺体が冷凍放置されています。
発登頂成功は1953年5月29日にニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリーとネパール人テンジン・ノルゲイ
によって成されました。
しかし、本当の初登頂者は、あなたはなぜエベレストを目指すのか?という問いに「そこに山があるから」と答えた
イギリスの登山家ジョージ・マロリーではないかとも言われています。
なぜなら彼は1924年6月6日にエベレスト登頂を目指し、第六キャンプを出発しましたがそのまま遭難し行方不明になり、75年の月日を経て
た1999年に遺体が発見されました。その際、彼の所持品から毎回登頂のあかつきに山頂に置いてくる妻の写真が見つからない等の不審点が
見つかったのです。未だに謎は解明されていませんが、ジョージ・マロリーが登山に携帯していたカメラが発見されれば解明されるのでは
ないかと言われています。
日本人初登頂の記録は1970年5月11日、日本山岳部の松浦輝夫、植村直己、平林克敏らによるものです。
一般的には専用車でラサを出発してギャンツェ、シガツェ、ラツェから、 ティンリというエベレストの麓にある小さな町へと至ります。
地名 | ラサ | ナンカルツェ | カロ・ラ | ギャンツェ | シガツェ | ラツェ | ティンリ |
標高 | 3700m | 4500m | 5015m | 4000m | 3900m | 4100m | 4500m |
距離 | → | 180km | 30km | 40km | 100km | 120km | 110km |
旅行者でもベースキャンプまで行くことができます。
標高は5200mで、夏の間はチベット族が観光客用にテントを張っており、宿泊も可能です。
夏でも極端に寒いので注意が必要です。
シェーカルから車で行くなら中尼公路からパン・ラ、ロンプク寺まで行き、
そのあとは歩きか若しくは馬車を利用することになります。
ティンリ側からトレッキングでベースキャンプを目指す場合は、
道が分りずらいのでガイド同行とするのが一般的です。
尚、ベースキャンプに行くには、
「白*(土へんに覇)郷」にて入山申請を行い、入山料を払わなくてはなくてはなりません。
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