シガツェはヤルンツァンポ川とニャンチュ川(楚河)の合流地点に位置するチベット自治区第二の都市で、人口は65万人、95%がチベット族、残りが漢族、回族等で、中心部の人口は9万人です。 チベット地方区分でいう「ツァン地方」になります。そんなシガツェにはダライ・ラマ1世によって創建されたタシルンポ寺などの観光スポットがあります。またシガツェはエベレスト方面や阿里方面に向かう際にも 必ず通過する街となります。
シガツェ市街中心西側に位置するタシルンポ寺は、1447年にゲルク派の開祖ツォンカパの弟子である、
ゲンドゥン・トゥプ(ダライ・ラマ1世)によって建設されたゲルク派六大寺院であり、シガツェ地区最大、併せて、ゲルク派最大の寺院とされています。
ダライ・ラマ5世の時代、僧院長だったローサン・チョエキ・ギャルツェンがパンチェン・ラマとしての地位を得てからは政治・宗教の中心され繁栄しました。
現在でも1000人近い僧侶が生活し、チベットで最も活発な寺院といわれています。
パンチェン・ラマの避暑地とされる離宮。1844年、パンチェン・ラマ7世がノルブリンカを真似て造らせましたが、
1954年にニャンチュ河の氾濫で流され、タシルンポ寺の南に再建されました。
1989年1月28日にはパンチェン・ラマ10世がここで逝去したとされています。
市街地の北側、山の上に築かれた城。昔はツァン地方を統治していた支配者の住む場所でした。 シガツェの街の様子を一望することができます。
創建は1087年だが1333年に拡張工事が行われました。当時、中国から大工を集めたため、チベット・中国双方の趣を醸し出す寺となりました。
お寺はシガツェから東南へ約25Kmほどのところに位置します。
1033年に造られたナルタン・ゴンパは、シガツェから西南へ約20kmほどにあります。小さいお寺ですが歴史は長く、1730年からは、 ここに建てられた印経院で仏典の収集・編纂・印刷が行われ、チベット仏教に多大な貢献をしました。 寺院内にはナルタン版大蔵経が納められ、「チベット文庫」とも言われています。
1429年、ンゴル派のンゴルチェン・クンガ・サンポによって創建されました。
かつては500人規模の大僧院でしたが、破壊され、4系統の活仏は全て亡命してしまいました。
しかし、そのうちの一人、カンサル・リンポチェは北インドにンゴル寺を再建、当地のンゴル寺も復興しました。
シガツェから南に約20km位のところにあります。
シャル寺南西にある修行用の洞窟群です。
空中を飛ぶように走る【風の行】等ヨガの秘技が伝えられていた修行場のひとつとされています。
シガツェの東南、シャル・ゴンパの北1kmほどにあるお寺です。997年ロトゥン・ドルジェ・ワンチュクによって建てられました。
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