ギャンツェの観光スポット紹介

ギャンツェ・ゾンよりパンコル・チューデ(白居寺)

シガツェ市ギャンツェ県はヒマラヤ山脈の麓に位置するチベット自治区シガツェ地区の県のひとつです。ラサの南西260kmにあり、海抜は4040mです。 そんなギャンツェには、チベット最大の仏塔を持つ白居寺やイギリス軍との攻防で有名なギャンツェの町を見渡せるギャンツェ・ゾンなどの観光スポットがあります。また、ギャンツェは そのような観光スポットだけでなく、日常的なチベット族の生活を垣間見ることのできる場所が多々あります。のどかなチベットの田舎町といった感じで非常に居心地が良い街です。

パンコル・チューデ(白居寺)

ギャンツ旅行の定番、パンコル・チューデ(白居寺)

ギャンツェのシンボル的なゴンパです。南、北、東を山々に囲まれ、 ギャンツェ王が1418年から10年の時間を費やし完成させました。
創建当時はサキャ派に属して居ましたが、その後、ゲルク派やシャル派など、様々な派が共存する仏教学問の中心となりました。 塔と寺院が一体となった典型的なチベット仏教寺院建築ですが、 境内には様々な宗派の学堂が建てられ、決まった宗派には属していません。
寺院内の巨大なストゥーパは、9層構造、高さ42.4mあります。 内部には76の堂、108の扉、祠堂、経堂を有し、中国建築史上類を見ない貴重な存在です。堂には1万体以上の仏像が描かれており、「万仏塔」と呼ばれています。 1959年以前には約2000人の僧がおり、 学堂も今より多かったのですが、破壊され数が減ってしまいました。

ギャンツェ・ゾン

ギャンツェツアー、ギャンツェ・ゾン

岩山にそびえる城塞です。
1904年イギリスの武装使節団がチベットに進攻、ギャンツェ・ゾンが戦の舞台となりました。 比較的良好な状態で保存されていて「抗税殿」、「旧政庁」、「抗英砦跡」があります。 山の中腹の前の崖には炮台があり、また高さ5〜8メートル、幅4メートルの城壁が築かれています。 山頂の城は967年に築かれていました。 ダライ・ラマ13世はモンゴルに亡命中でしたが、その時結ばされたラサ条約がチベットが国際社会で初めて結んだ条約となりました。

ツェチェン・ゴンパ(紫金寺)

ギャンツェの西北約7kmの場所に位置します。 その前身は吐蕃第7代王ディクン・ザンプによって建てられた城でしたが、 13世紀にジョナン派の開祖ドゥプパの弟子たちによって正式に建立さたジョナン派の寺院です。 最盛期には1000人以上の僧侶が在籍していました。ゲルク派の開祖ツォンカパはここで3年間学びました。 1904年、イギリス軍がチベットに侵攻した際、紫金寺は砲撃によって破壊されてしまいました。 21世紀にはチベットにおけジョナン派派再興の祖廟に指定されました。

キルカル・タントゥク

グル・リンポチェとイェシェ・ツォギェルの所縁の洞窟群です。
タントゥクとは6つのトンネルという意味です。

ネニン・ゴンパ(南尼寺)

ギャンツェの南約10kmにあります。 吐蕃王朝時代の11世紀から12世紀に創建され、既に1200年ほどの歴史があります。 ツァンにおけるニンマ派の中心的僧院でした。しかし、17世紀にサムディン・ゴンパの傘下に入り、のちゲルグ派となりました。 ニンマ派の最盛期には、6つの学院と1万人近くの僧侶がいました。 寺院の主要な仏像は釈迦牟尼仏と三人の弟子で、本堂には釈迦の沐浴を描いたタンカが安置されています。 毎年チベット暦の4月15日に、この寺院では3日間にわたるチャム舞踊祭が開催されます。

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